水難事故にご注意!

夏になると…
子どもとプールや海や川など、水のレジャーに出かける季節になります。
気を付けたいのが、水難事故!
じつは水難事故の半数が6月~8月までの期間に集中しています。

■河川での注意ポイント

発生場所は海や河川が一番多く、また子どもの被害が多いのが河川になります。
河川は監視員が居るところはほとんどありませんので、注意が必要です。
・危険な飛び込み遊びはしない。
・増水時には水没する中州や急に深くなる淵などに注意。
・その日の天気を知っておき、雨による急な河川の増水に気をつける。
・体調に気を配り無理をしない。
・遊ぶときは万が一のことを考え浮き輪などを持って出かける。

■海での注意ポイント

海は毎年たくさんの人で賑わいます。みているだけでは浅瀬で安全そうなところでも、
危険な場所があったり、また海にはクラゲなど毒を持つ生物も…

・大人から目の届かない場所にいかない。
・なるべくライフセーバーのいる管理された海で遊ぶ、間違っても遊泳禁止エリアで泳がない。
・台風が近づいていたり、風の強い日は避ける。
・海は場所によって「離岸流」という沖に向かって流れる海流があるため注意する。
・体調に気を配り無理をしない。
・遊ぶときは万が一のことを考え浮き輪などを持って出かける。

■プールでの注意ポイント

プールは管理され比較的安全ですが、飛び込み時の事故や、循環口に引き込まれる事故に注意が必要です。

・危険な飛び込みはしない。
・循環口などは危険なので近づかない。
・プールサイドは滑りやすいので転倒に注意。
・プール内は病気の感染源にもなるため、帰る際はシャワーを念入りに浴び予防する。
・体調に気を配り無理をしない。
・遊ぶときは万が一のことを考え浮き輪などを持って出かける。

■実際に溺れている子どもを発見したら!?

溺れている子どもを、何も持たずに大人が飛び込んで助けに行っても助けることは難しいです。服を着たままだと水が含んでかなりの重さになり、身動きがとれなくなってしまいます。2次災害を防ぐためにも、一人では救助に行かずに周りに声をかけ冷静に行動してください。

・助けを呼び、危険なので一人では助けに向かわない。
・溺れている子に声をかけて冷静にさせる。
・浮き輪などが周辺にない場合は、ロープやペットボトル、竹や棒など長いものを掴ませる。
・最悪、泳いで助ける場合でも、自身の服は脱ぎ。また、掴まれる危険があるので正面からは救助しない。
・救助したら、人口呼吸や水をはかせるなど応急処置をする。