入園式での保護者の服装

幼稚園の入園式参列にあたり、お父さんお母さんそれぞれについてどのような服装がふさわしいのかをご紹介します。
入園式はお子さんが主役であるため、周りから浮いてしまわないよう服装のマナーを守り、思い出に残る入園式を迎えましょう。

 
お子さんにとって一生に一度の晴れ舞台である入園式。
入園式はあくまでこどもが主役ですので、保護者はこどもの付き添いであることを認識し、目立ちすぎる格好は避け、控えめで落ち着いたイメージの服装で入園式をお祝いしましょう。
※幼稚園により指定された服装で参加するケースもあります。
 
入園式は礼服でなければならないわけではありませんが、周りの保護者はフォーマルな服装での参加がほとんどですので、ジーンズやTシャツなどで入園式に出席すると周りから浮いてしまい、目立ってしまいます。入園式は「入園を祝う式典である」ととらえ、フォーマルな服装で出席するのが無難でしょう。

■お母さんの服装

淡い色やパステルカラーのスーツやワンピースは春らしさを感じさせ、お祝いのイメージにぴったりです。
卒園式での着回しをお考えの場合は紺色のスーツがおすすめです。

スカート丈はひざ下まで。もう少し短めにしたい場合は、ほんの少しひざ上までの丈を選びましょう。丈が短すぎるとフォーマルとはいえず、周りから浮いてしまいます。
最近では動きやすさからパンツスーツの方も見かけるようにもなりました。

ネックレスはパールが上品で落ち着いた雰囲気を出せます。ゴールドは派手な印象を与えてしまいますので、避けましょう。

コサージュはスーツの色に合わせて明るめの色を選びましょう。付ける位置は左胸につけるのが一般的です。

ストッキングは黒や柄の入ったものは目立ってしまいます。ナチュラルなベージュを選びましょう。

■お父さんの服装

正礼装・準礼装は園の先生がたが着用しますので、礼服を着用する場合は紺やグレー色のダークスーツやブラックスーツといった略礼装の着用がおすすめです。
普段お仕事で使っているビジネススーツでの出席でもOKです。その場合は、式の前にクリーニングに出し、きれいにしておくといいでしょう。

シャツの色は白が無難ですが、春をイメージした淡いパステルカラーもさわやかさや清潔感を印象づけます。

ネクタイも春らしい淡い色やパステルカラーのほか、お母さんの服装と同系の色で合わせると夫婦の仲の良さを感じさせ、おしゃれに見えます。ストライプやドットといった柄の入ったネクタイも人気です。

靴は黒系の革靴がおすすめです。靴は意外と他の方々から見られる箇所なので、よく磨かれた靴を選んで履いていきましょう。

■スリッパも忘れずに!

入園式の服装に気を取られ、ついつい忘れてしまいがちになってしまうのは、スリッパの存在です。幼稚園では来客用スリッパを用意してくれますが、不足することも考えて携帯スリッパを持参した方がいいでしょう。