小学校入学準備
年長さんになると、小学校も目前。小学校に入ったら今まで幼稚園の先生が手とり足とりしてくれた事を自分でしなくてはならなくなります。基本的なことは一人でできるように、また学校で困らないようにするためのポイントをチェックしました。
幼稚園も年長さんになった子どもたち、これから卒業し、期待と不安を胸に小学生になります。今まで幼稚園の先生が手とり足とり教えてくれたことを今度は自分ひとりでしなくてはなりません。
小学校に入って遅れを取らないためにも、まずは基本的なことは一人でできるように今のうちから準備しましょう。
目次
■早起きできるようにしましょう
小学校のスタート時は子どもだけでなく親も気力や体力を使います。そのためにも幼稚園の時から規則正しい睡眠時間をつけさせましょう。午後8時頃迄に布団に入れ、9時迄には寝られるようにすると翌朝もスッキリ目覚めることができます。子どもの体の成長のためにも、早く寝かせることを心がけたいですね。
■一人で着替えができるようになりましょう
身体測定や、内科検診、体育の時間、プールの時間など、小学校に入るとたくさん着替えるシーンがでてきます。幼稚園のように先生が着替えさせてはくれませんので、シャツなどボタンのある服でも自分で着られるように練習させましょう。また、着替えの際に脱いだ服も自分でたためるように併せて練習させたほうがようでしょう。
■和式トイレを使えるようにしましょう
小学校ではまだまだ和式トイレのみのところも多いです。最近の子どもたちは、和式トイレの経験が殆どありませんので使い方を知らないという子もいます。そのため、学校にある数少ない洋式トイレが混雑するという現象も起きています。小学校の環境に合わせ和式トイレが使えるように練習させましょう。
■えんぴつを正しく持てるようにしましょう
間違った持ち方で慣れてしまうと、小学校にはいってから直すのが大変になります。今のうちから字を書くときは一緒に手を取って教えてあげましょう。ただ早めに練習させることが良いわけではなく、指の力がついてきた頃に教えると習得し易いようです。
■お箸を正しく使えるようにしましょう。
幼稚園ではお弁当や給食をフォークを使って食べていたと思いますが、小学校からはお箸を使って食べることになります。こちらもえんぴつと同様に間違った使い方を覚えると直せなくなります。まず、ご家庭で食事の際はしっかりとお箸の使い方を教えてあげてください。
■一人で登下校できるようにしましょう
幼稚園の時は、親や園バスが送り迎えをしてくれましたが、これからは一人で通わなくてはいけません。子どもが一人で安全に通学できるように、親は通学路をチェックし車の往来の多さや交差点の有無などの安全確認をしましょう。また、集団登校を行っているところばかりではありませんので、セキュリティー面でも人目につかない路地裏などは避け、安全なコースで通えるように教えてあげましょう。
小学校に入る前の子どもは、期待もたくさんありますが、不安もそれだけ大きいかもしれません。いまから少しずつでも自分でできるようになって、入学してから困らないように着実に身に着けていってください。